伝える意味

レストランには味がある。

カフェには香りがある。

では、教育は何で伝えられるのか?

何を伝えれば、商品の良さを伝えられるのか?

 

ずばり、実績だろう。

学校に勤務していた頃、

運動部が勝利すると一気に学校が元気になり、

東大、京大の合格者が増えると学校が一斉に活気づいた。

そう目の当たりにしてきたのではあるが、

まだオープンしたばかりのスターグリーンにはその方法は不可能だ。

 

ならば、講釈を垂れるしかないと思った。

そうしないと、誰にも伝わらないと。

 

教育の成果はなかなか目には見えない。

目に見えないのに、

どうすれば人々は価値に気付いてくれるのか。

 

私は美徳と考える教育像を伝えなければならないと思った。

 

こういう教育がやりたいんだ、

こういうことを子供たちに伝えたいんだ、

こういう成果を保護者たちに伝えたいんだ。

 

伝えると返って来る。

音の振動の響きがこちらにも返って来るように返って来る。

必ずどこかにいる、

伝わり共感してくれる人がどこかにいる。

 

伝える伝わるこの無限ループは日々繰り返されている。

 

私は伝える人でありたいと願う。

たとえ多くが一方通行になろうとも、

雲の切れ間のように絶え絶えになったとしても。

 

伝えていくことに意義がある。

人間伝えようとしなくなったら、おしまいだ。

人間、発信発信しなくなったらおしまいだ。

 

ありがとう、こめんなさい、愛してる、

伝える言葉は決して無にはならない。

無になった時に命が尽きる、終わる。

 

そういう生き方をしてはならない。

 

読んでいただきありがとうございます。

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