「1時間勉強しているから良い。」
1時間というのはあまりに便利だ。
1時間ならそんなに苦痛ではないし、宿題も仕上がるから先生にも怒られないし、
いかんせん、全くやっていないわけではないから罪悪感は襲ってこないし、
やらない人よりはマシだと自分を承認できる。
1時間という数字は大人になれば大変貴重で、たった1時間で大人の人生は変わることもあるが、
子供にとっては1時間という数字は人生を変えるほどの爆発的な数字ではないのかもしれない。
もちろん、1時間でも勉強すれば素晴らしいことなのだが、受験がそれほど熾烈な競争ということだろう。
データが示している。
平日の学校外の学習時間の中学生の平均は90.0分だとベネッセのデータで明らかになっている。
安心したあなたに言いたい。これはあくまで平均である。
狭き門の難関校や上位校に入るには平均では不可能という意味でもある。
天才ならば時間が少しでも大丈夫であろう。
ただ、ごく一般的だとしたら、平均では競争に負けてしまうことになる。
つまり、競争に勝つためには2~3時間の勉強が必須ということだ。
決して1時間は人を追い越すだけの力はない。
1時間ならば誰でもできるので、漫然とはしていられない。
現状維持も関の山であり、中途半端になりかねない。
そこで、2時間以上なんて無理だと思うかもしれないが、
平日の学習時間が2時間以上の中学生が46.4%もいる。
つまり、こちらもかなり多く、大多数なのである。
この、毎日の1時間の差はやがて決して埋まらない差となることであろう。
質も大切であるが、日常的に量が増えると質も上がり、量が質を凌駕するから。
どんなにみんなからできると言われている子であっても、シナリオ通りにいかないのが受験だ。
そのことを知らない人が多い。自分は大丈夫だとどこかで思っている。
終わった後で気づいても遅いのだ。
もちろん、人生にはやり直しはある。
でも、その瞬間はその時しかない。
1日でも早く気付いた人が勝つと伝えておきたい。
成功者には極端な人が多い。
世界の大富豪第5位のカルロスは大富豪の秘訣を聞かれたら、「少しでも早く貯金することだよ。」と答えたという。
やはり、早くがポイントだった。
世界の大富豪第3位のウォーレンは11歳で最初の株を購入したという。
これまた、早い。
世界大富豪第8位のマーク・ザッカーバーグ(みなさんご存知だろう)は
「目標を見つけたら時間を無駄にせずにすぐに行動に移す。」という。
これも、早さ。
一流の人はみんな極端だ。
それくらい腹をくくっている訳だ。
覚悟をしている訳だ。
あなたはどんな覚悟をしますか?
もう、あなたの人生は始まっている。いくら日本人が長生きだと言っても10分の1はすでに経過している。
さぁ、どうする?どんな覚悟を持ち、人生を送る?
その場合、意固地になってはならない。意地ではダメだ。長続きしない。
あくまでも冷静な判断力で自分の人生を、どうデザインするのか?
さぁ、あなたのプランを聞かせてほしい。
ビル・ゲイツもウォーレン・バフェットも大変な読書家で学ぶことをずっと継続している。
楽天の三木谷社長もこんなことを言っている。
「意味のない自己顕示欲や、思い上がりは捨てた方がいい。
結局のところ、最終的に成功するのは、謙虚に学べる人なのだ。」
彼らはお金を稼ぐ以上に、努力を怠ってもいないことは言うまでもない。
偉人伝(エムタメからの抜粋。)を参考にするかは別としてあなたの受験は刻々と迫っている。
では、あなたはどうするか?
人生にどんな色やどんな模様やどんな世界を描く?
どんなデザインをしますか?
読んでいただきありがとうございます。
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挑戦してみてください。